佐藤可士和のクリエイティブシンキング

昨今の経済的・経営的停滞を打破できるのはロジカルシンキングではなく、クリエイティブシンキングだと思います。小さい頃から、答えを選択させる、覚えさせるようとするだけでなく、選択肢を考えさせ創りださせないと、創造力や疑問を持つマインドはなかなか育たないのと感じます。
天野祐吉氏の言として紹介されている「外見と中身を分けて考えている人がいるが、外見は中身の一番外側の中身なんです」は味わい深いです。

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■クリエイティブマインドを作る

・その前提は正しいか?
クリエイティブシンキングで最も重要なのは「そもそも、これでいいのか?」という疑問を抱くこと。

・人の話を聞く
問診力を鍛えるには、相手の「考え」を言葉にしてみること。

・悩んだら気持ちを書いてみよう
「考え」を言葉にするのは難しいのでトレーニングが必要。トレーニングは日々、気持ちや考えたことを言語化して書き出す習慣をつけること。
感覚的に処理していた「考え」や「気持ち」を言語化することで、抽象的な概念を論理的に組み立てていく能力がつく。
悩んでいる事を書き出すだけで解決してしまうこともある。

・見立ての習慣、身につけよう
普段の会話でも「これって××みたい」と別のものに喩えてみる。人に説明する時も喩えが的確なら伝わりやすい。

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■クリエイティブシンキング関連図書

クリエイティブ・シンキング―創造的発想力を鍛える20のツールとヒント
http://d.hatena.ne.jp/junya-aoki/20060911





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