「右腕」を育てる 実践コーチング

優秀な人ほどナンバー2なら上位を狙う場合もあり、陰で支える役割への評価と処遇を考えないと、育てた挙句に追い出されるという事態もありうるし、そのことが本気の育成や登用を妨げているケースもあるでしょう。そこをどう信頼するかがポイントになりそうです。

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■右腕の6つの役割

1.サプリメント・・・トップの補完。トップが知らないこと苦手なことを補う
2.トランスレーター・・・トップの言葉をメンバーにわかるように咀嚼し伝え、実践させる
3.ショックアブソーバー・・・トップの言動に伴う社内の混乱を鎮める
4.リサーチャー・・・社内外の情報を集める。マーケティングの視点が重要
5.フィードパッカー・・・トップの間違いを指摘、苦言を呈する
6.アンブレラ・・・晴れていても常に雨の気配を察知、傘を手にして一歩後ろを歩く


■定期的フォローの際の4つの質問(1週間に1度右腕候補に答えさせてチーム全員にメールを送る)
この1週間の自身の仕事について
1.うまくいったことは何か?
2.うまくいかなかったことは何か?
3.うまくいかなかった原因は何か?
4.次の一手は何か?





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