2006-01-01から1年間の記事一覧

企画術

苦情は少数なら無視したくなりますが、苦情の第2法則を忘れず ゆっくり噛みしめなくてはいけません。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■企画の3要素=ニーズ、アイデア、テスト■企画マン必須の15カ条(これが企画の成功法則だ) 1.ロマンの法則 高い目標(ロマン)のない…

PR会社の時代

個別商品での戦いをしながらも、市場自体の拡大や原材料の良さを認識させるなど、地道ながらも戦略的なPRは長期的成長に欠かせない視点だと思います。「PRは広告よりもニュース等で扱ってもらうもの」ということは、ニュースにも企業の意図が充分入って…

なぜ、今までのやり方を変えられないのか

「不快を感じる」ことができれば変化への第一歩、でも「現状に向き合う」と、『まあいいか・・・』となるケースが多いと思われます。この『まあいいか・・・』が実は『現状へのこだわり』であることに気がつけるかどうかがポイントでしょう。−−−−−−−−−−−−−−−…

ハーバード流交渉術

結局のところ共通の利点を見出せるかどうかがテーマみたいです。 ただし共通の利点を見つけにくい場合は、共通の害を作り上げることも作戦の一つかもしれません。たとえば「宇宙人襲来の脅威」があれば、どろ沼化しているイラク問題でも解決するかも・・・!…

P.F.ドラッカー経営論集

人口減が問題になり・・・が現実化してきた今、再度継続的学習の意義を再認識する必要があるでしょう−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− これからの世界を左右するのは「人口構造の変化」である。 先進国の人口減が問題になり、定年が75歳になる。 経済成長は知識労働者の…

企業コンプライアンス

「グレーな行為を容認することは、いずれ違法行為を行うこととなる危険性が高い。」・・・たしかに規範意識は、1つ1つのルールについて大きく変わることはなく、あらゆるルールに対して同じように見る傾向があると思います。ある業界で悪弊が横行し、それ…

孫子とビジネス戦略

勝利と敗北だけでなく「不敗」という位置づけが興味深いです。企業でいえば、業界トップや高収益でなくても、安定した黒字というような状態のことです。 業界の制覇を目論んだり、ライバルをひたすら蹴散らしていくのではなく、質的競争だけを伴った共存共栄…

組織行動の「まずい!!」学

各種の「ルール」には作られた当時、想定・認識していた「リスク」があります。時間の経過とともに「ルール」だけが伝承され「リスク」の認識がなくなると、手抜きや迂回などの逸脱行動が始まってしまいます。逆に想定されてた「リスク」が環境変化により起…

暗黙知の経営

この本の説明とは少しずれますが、もともと文字や言葉ではない形で脳が体得「脳得?」しているものは多くあり、それを他人に説明する必要がある時、その一部が言語化されているような気もします。つまり暗黙知にも「役立つもの」と「くだらないもの」がある…

インテル戦略転換

成功例としてあげられているコンパックやノベルのその後を考えるとインテルはたまたまうまくいっただけと思えなくもありませんが、そうだとしても変化を読み取りそれにあわせた決断をすることの重要性が減るわけではありません。。 - Only the Paranoid Surv…

稲盛和夫の実学

一度決めた「値段・価格」も時間とともに最適でなくなりますね。 予算がないとリスクのあるプロジェクトが起動しにくくなるので、そのフォローは必要です。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★売上を伸ばすには「値段のつけ方」が重要になる。顧客が喜んで買ってくれる…

クリエイティブ・シンキング

クリエイティブ・シンキングで「拡散思考」しロジカル・シンキングで「収束思考」という関係にあるようです。ちょっとアイデアが出にくいときにツールとヒントを知っていると助かることもきっとあります。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■アフィニティ・ダイヤ…

名経営者が、なぜ失敗するのか

失敗とは後から振り返って認識できるのであり、決断した時点では、常に「よく調べ、よく考え、最高の決断をした」と思い込んでいます。 ゆえに、それ以上の戦略の問題点を認識することは困難です。とはいえ過去の失敗のパターンを認識し、自説を再検討すると…

「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人

この題名には若干違和感を覚えました。多分ある世界で頂点を極めるまでは「できる人」でいなくてはならず、通常「伸ばす人」は途中で登頂をあきらめた場合が多いからです。 このことをはっきり自覚できた「伸ばす人」は素晴らしいです。 この著者がいう「<…

花王の「日々工夫」する仕事術

本社ビルを立派な自社ビルにしないこだわりはさすがですが、いつまで続くのでしょうか。今後に注目したいポイントです。失敗したエピソードもあるところが好感がもてますが、それもこの本の作戦かもしれません・・・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−*異分野への挑戦で…

クレームはチャンスだ

概念的にはそうわかっていても、仕組みとして対応するには相当な壁があります。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■チャールズ・シュワブの事例顧客サービスの評価は、任意に選んだ顧客に電話をして、担当営業マンの応対などをヒアリングして決定する。顧客サービスを…

セルフ・コーチング入門

会議の録音で自分の発言を聞くのは好きじゃないけど、他人も聞かされているんだから・・・少しは改善しないと、とは思います。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■セルフ・コーチングを実践する自分を改善・向上させることに終わりはないと認識することが重要。 複雑…

大人が変わる生活指導

自分は生活指導拒否派ですが、こういうアプローチがうまくいくタイプがいるということは頭にいれておいても損はないと思います。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■大人が変わる生活指導 仕事の成功には、やる気、元気を生み出すための生活習慣の見直しといった家庭生…

成果主義時代の出世術

会社勤めの人ならきっと笑えます。 ああ、ひそかにやっている私の技をばらしやがって・・・と(笑) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■成果主義は負のスパイラル 成果主義がうまくいかず見直されている理由は ・適正な目標設定が恐ろしく難しく、客観的合理的に設定す…

コレならわかるシックスシグマ

経営方針としての品質強化策のコンセンサスをとるのに、シックスシグマの 「品質機能展開(QFD:Quality Function Deployment)」は結構有効な手段だと思います。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■シックスシグマ (σ=バラツキ度合い)の基本概念1.プロセス重視。ミス…

影響力の武器

面白いエピソードが多いですが「馬券を買った後は前よりも自分が賭けた馬の勝つ可能性を高く見積もるようになる」は秀逸です。行動の多くが自動的・紋切り型になってしまうのは「考えずにすみ」「面倒くさくない」から、というのは自覚しておいて損はないポ…

「組織力」の高め方

通常組織というと、「チーム」と「部署(グループ)」の2つを考えてしまいますが、「場」と「サークル」をいかにマネジメントするかがポイントのようです。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■人の集まりは4種類1.「場」 漠とした価値観・興味を共有しコミュニケー…

リーダーシップに「心理学」を生かす

この本を読むようなリーダーにはこの本は不要であり この本を読まないようなリーダーにこそこの本は役にたつでしょう。 でも後者のリーダーにこの本を薦めることは難しいことです。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■リーダーシップの不条理★リーダーは活動過…

「ブランディング」は組織力である

社内マーケティングの重要性を再認識させられました。 これは意外と盲点となっているケースが多いと思います。 社員がその会社の商品・サービスを使っていなかったり、 知らなかったりするのは、これだったんですね。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■ブランドの求…

サービスを超える瞬間

著者はリッツカールトン日本支社長。 自分の会社のPR本をここまでしっかり書くのは仕事としても凄いです。(*プロフィールの写真の右のビルはリッツカールトン大阪です)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■全社員が常に携帯している「クレド(信条)」と…

最初の90日で成果を出す技術

新任リーダーが着任後与えられる猶予は90日。 この時期にその後の成功と失敗が決まってしまうといいます。 リーダーでなくとも参考になることが多いです。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■最初の90日を乗り切るための10の課題1.スイッチを切り替える…

ネクスト・マーケット

貧困問題を解決する鍵は、巨大なスケールの企業活動にある・・・ 松下の水道哲学が思い浮かびます。 - BOP(Bottom Of the Pyramid)市場とは経済ピラミッドの底辺に ある貧困層を顧客として想定する市場、まあいわゆる人口の多い、 発展途上国のことらし…

ブルー・オーシャン戦略

自分の属する業界が「機能志向」なのか「感性志向」なのかを踏まえ、 その逆の手を打つというのは、なかなか斬新な視点をもたらしますね。 - レッドオーシャン・・・血みどろの戦いが繰り広げられる既存の市場 ブルーオーシャン・・・戦いが無く利益の伸びが…

経営者になる 経営者を育てる

日本の有名な経営者の話を背景に説明していますが、その経営者達が、果たして本当に「すばらしい」「優れた」経営者かどうかは若干疑問です。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■優れた経営者に共通したスキル1.科学系スキル マネジメント知識=戦略・マーケ…

経営者の条件

「何もしない」ことを悪口の定番にしている人もいますが、「何もしない」が最善の意思決定であるという可能性を常に認識しておく必要がありそうです。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■成果を上げるための5つの習慣的能力1.汝の時間を知れ 時間を「…