経営者の条件

「何もしない」ことを悪口の定番にしている人もいますが、「何もしない」が最善の意思決定であるという可能性を常に認識しておく必要がありそうです。

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■成果を上げるための5つの習慣的能力

1.汝の時間を知れ
 時間を「記録する・管理する・ひとまとめにする」ことで、成果を上げるために必要な時間を作り出す。

2.どのような貢献ができるか
 「売上・利益等直接的な成果」「価値の創造と価値の再認識」「明日のための人材育成」の3領域から、貢献に焦点を合わせる。

3.強みを生かせ
 人事は強みを最大限に発揮させること。(弱みがないではだめ)
 自分についても、「何ができるか」という質問からスタートする。

4.最も重要なことから始めよ
 最も重要なこと1つに集中せよ。重要なことは「過去でなく未来」「問題ではなく機会」「横並びではなく独自」「無難ではなく変革」、自分で選ぶ。

5.成果を上げる意思決定を行う
 「何が正しいか」からスタートする、妥協は後からどうせするものだ。


■成果を上げる意思決定とは?

1.自分で出かけて現場からのフィードバックを得る
2.選択肢(相反する意見、異なる視点、異なる判断など)を複数用意する
  *1つの案にイエスノーを言うだけでは判断とはいえない。
  *選択肢のない意思決定はバクチである。
3.不要な意思決定をしない。
  *何もしないと何も起こらない場合は手をつけてはならない。