2010-01-01から1年間の記事一覧

「マンネリ思考」を変えれば仕事はうまくいく!

筆者の指摘するような「思考習慣病」というよりは、パターン選択的教育しか受けられなかった事による「思考未発達」という状況の人の方が多いかもしれません。その場合、変えろと言われても変えられるポテンシャルが無いため、この書の方法では頭が真っ白に…

MBB:「思い」のマネジメント

感じる「思い・信念」に向かって仕事しようと提唱しています。例によって安易に「右脳」という単語で説明してしまったのは残念ですが、一般的なワークライフバランスについてここまで挑戦的な見解を提示したのはある意味画期的と言えましょう。−−−−−−−−−−−−−…

佐藤可士和のクリエイティブシンキング

昨今の経済的・経営的停滞を打破できるのはロジカルシンキングではなく、クリエイティブシンキングだと思います。小さい頃から、答えを選択させる、覚えさせるようとするだけでなく、選択肢を考えさせ創りださせないと、創造力や疑問を持つマインドはなかな…

商品よりも、ニュースを売れ!

「知らないものは買えない」ので、まずはお客様に知らせることが必要です。商品販売も結局は見た目・機能・価格などを伝達することであり、ニュースはその方法論といえるかもしれません。結局は「ニュースを売るには価値ある商品が必要」という逆説的だけど…

シリコンバレー流意思決定

新事業のアイデアを迅速に判断するため、また事業を起こそうとする人が見落としはないか、などを素早くチェックすることができる質問だと思います。初年度にとれるのはターゲット層の0.1%と決めておくことは、関係者が冷静に見ることができるので良い方法で…

J.D.パワー 顧客満足のすべて

同じ仕事内容でも「どうすれば、すごいと言ってもらえるのか」を工夫する、というのは社外だけでなく社内でも効果があるかもしれません。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■顧客は「推奨者」「無関心者」「刺客」の3つのカテゴリーに分けられる。「推奨者」・・・企業、…

3倍「仕事脳」がアップするダブル手帳術

右脳と左脳と働きを分けて考えるのは両方の関係性を見失いやすいので注意が必要だと思います。まあ説明に使うのは「はやり」ですから仕方ないと思いますが・・・。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■右脳手帳で企画力を鍛える ・情報を視覚的に「組み合わせる」 全ての…

なぜ安くしても売れないのか

売れないのは中間価格帯、つまり中途半端で凡庸で特段の魅力のないものだ、としています。こう書くと「そりゃそうだ、そりゃ売れない」と思えるのに、実際はそのような商品がまだたくさん存在しているのはなぜでしょうか。それはこの本が示す「抜け出す条件…

仮説思考

仮説思考とは、課題を分析して答えを出すのではなく、まず答えを出し、それを分析して証明すること。分析して証明がないと、単なる思い付きになってしまいます。戦略的なことよりも日常の細かい仕事で効果を発揮する考え方です。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■仮説…

「型はまり経営」のすすめ

「型」とは基本、ビジネスの基本12原則を紹介しています。 型を知ってこそ型破りができる・・・これはビジネスだけでなくスポーツなどいろいろな場面で忘れてはならない言葉ですね。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.「基本」の型・・・経済の原則(交換)は永遠に…

「人たらし」のブラック心理術

「経営と心理学」は非常に密接な関係があります。外部に対しては営業、交渉など、内部では組織、教育など心理学的アプローチが必要とされる分野が多くあります。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■人たらしになるための基本ルール1.「性悪説」を信じて行動せよ 信頼は…

なぜ高くても買ってしまうのか

いくら経済全体が不況な時でも、お金に困ってないは結構たくさんいるもんです。お金がない人はさわぐしマスコミも注目するけど、お金がそこそこある人はさわがないし、話題性もないので目立たない・・・でもたくさんいることを忘れないようにしなければなり…

私がマツモトキヨシです。

薬屋の枠を打ち破り健康増進・美容という領域に広げたマツモトキヨシですが、その発想は「不景気・停滞期は新しい常識を生みだすチャンス」とし「なぜ常識なのか、なぜ破ってはいけないのか」を追求したものだとしています。これなら不景気さえも楽しいかも…

パブリックスの「奇跡」

パブリックススーパーマーケッツ社は日本ではあまり聞くことのない社名ですが、全米に約900店舗を展開し売上高2兆を超える規模だけでなく、顧客満足度調査や働きがいのある会社等で常に上位にくる、(社員持ち株比率の高い)未上場企業(未上場では売上高全…

アドボカシー・マーケティング

「信頼を維持する態勢が整っていない場合には、アドボカシー戦略を採用してはならない」と書かれていますが、はたして採用できる企業は日本に何社あるのでしょうか・・・しかも「価格競争が厳しい状況では、アドボカシー戦略は効果が出にくい」という条件も…

波瀾の時代の幸福論

原題はENOUGH「足るを知る」ということです。著者は投資業界の巨人と言われた人で「そりゃあなたはもう足りたでしょ」的な感想も無くはないのですが、それでも「足るを知る」ことの大切さが減るわけではありません。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■プリンストン高等…

日本の競争戦略

マイケル・E・ポーター教授が10年も前に、処方箋を出してくれていたのに「そのうち景気は回復する」「今は我慢の時」などと言って、何も行動を変えなかった企業はその後どうなったでしょうか・・・危機感を共有できる今だからこそ、再度企業の治療に踏み…

ホーム・デポ 驚異の成長物語

顧客が何を買いたいかではなく「それで何をしたいか」を聞き提案する「カスタマーニーズの深耕」という発想は、どんな業界にもあてはまる「仕事を考える上でとても大切な視点」の一つでしょうね。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■ホーム・デポ成功の秘密(創業者の考え…