波瀾の時代の幸福論

原題はENOUGH「足るを知る」ということです。著者は投資業界の巨人と言われた人で「そりゃあなたはもう足りたでしょ」的な感想も無くはないのですが、それでも「足るを知る」ことの大切さが減るわけではありません。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
プリンストン高等学術研究所のアインシュタインが使っていた研究室にはこんな言葉が掲げられている
『価値あるもの全てが数えられるとは限らない。数えられるもの全てに価値があるとは限らない』

■「計算」よりも「信頼」に重きを置くべき。

■市場シェアは手段であって目標ではない。市場シェアは得るものであって買うものではない。

■企業は自然に成長していくもので無理やり成長させるものではない。

■起業を自分の富を築くためでなく、コミュニティのために行なうという価値観を大切に。

■「金・名誉・権力」ではなく「より良い世界を築くための貢献度」や「どの程度他の人々を助けたか」で成功を測るべき。





−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−