サービスを超える瞬間

著者はリッツカールトン日本支社長。
自分の会社のPR本をここまでしっかり書くのは仕事としても凄いです。

(*プロフィールの写真の右のビルはリッツカールトン大阪です)

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■全社員が常に携帯している「クレド(信条)」と呼ばれるカード
 <表面>
 ・クレド(サービス理念)
 ・エンプロイープロミス(従業員への約束)
 ・モットー(We Are Ladies and Gentlemen Serving Ladies and Gentlemen)
 ・サービスの3ステップ
 <裏面>
 ・行動指針
   *以上は総称して「ゴールドスタンダード」と呼ばれる。

■感動を偶然や個人の能力だけに頼ってはいけない。
 サービスは科学なのだから(初代社長シュルツィのことば)
 
 ・情報を情緒に変える
 ・従業員に1日2000ドルの決裁権を持たせる
 ・ファーストクラス・カードでお互いを称え合う
  (手伝ってくれた相手への賛辞、人事にコピーが行き評価される)
 ・サービス・クォリティ・インジケーター
  (欠陥・失敗・問題を数値化して記録に残し管理する)