ブランドのDNA

ブランドって自分の思いが他人の思いとどの程度同じなのか違うのかがわからないものです。
だから勝手に解釈してしまいがちなのですが、これをきちんと整理しようと試みています。

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■ブランド戦略のウソ(×)とホント(○)

1.×優れた商品・サービスこそが強いブランドの必須条件だ
  ○商品・サービスだけでなく、作り手の思いや卓越したストーリーをユーザーに伝えることが必要
    ものを売る前に、ライフスタイルを売るというような戦略
2.×強いブランドは変化しない
  ○一貫した理念の下で変わり続けるのがブランドである
3.×十分な時間をかけないと強いブランドにはなれない
  ○やり方によっては数年で強いブランドになれる
4.×高額商品の分野でしかブランドは成立しない
  ○あらゆる価格帯でブランドは成立する
5.×大量のマス広告がないとブランドはできない
  ○強いブランドの多くがマス広告をしていない
    商品やサービスの評判は口コミやパブリシティによって醸成されることが多い
    強いブランドは広告戦略よりも広報戦略に力を入れる
6.×カリスマ経営者がブランドを作る
  ○ブランド企業には意外に地味な経営者が多い
7.×企業のブランド作りには「ブランド室」が必要だ
  ○ブランドは社員全員で作るもの
8.×CSがブランドを作る
  ○CSから「超顧客主義」へ
9.×ブランドは一夜にして滅びる
  ○強いブランドは簡単につぶれない 
  
■強いブランドが持つ「3つのDNA」
1.「自分たちは、誰をどう嬉しくさせるために仕事しているのか」という基本的な哲学
2.「顧客が喜んでくれるのならば、ためらわずに行動に移る」という筋肉
3.「顧客の喜びこそが自分の喜びである」という利他の精神に根ざしたサービス魂