スリッパの法則

主として投資先チェックの視点で書かれていますが、取引先チェックとしても大きな差はないと思います。そういえばスリッパに履き替える会社の方がかえって埃っぽい感じがするのは気のせいでしょうか・・・

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■経営を診断する法則から

・創業者の魅力にだまされるな
 (個人のキャラクターと経営手腕は別物)
・自分の過去の苦労話ばかり語る社長に将来性はない
 (これからが肝心、これからの話に熱意があれば信頼できる)
・自伝を本人からプレゼントされたら投資は控える
 (達成感の表れ、これからの挑戦には期待できない)
・質問に怒り出す社長は事業に自信なし
 (イエスマン周りに多し、厳しいことを言われ慣れず)
・オペレータ型社長には業績向上は望めない
 (変革・改革ができない、業績不振を外部要因のせいにする)
・大成功している経営者は例外なく細かい
 (細かい業務改善・気配りが肝心)
・社長室の豪華さと会社の成長性は反比例する
 (仕事以外で権威の高さを示す・風通しが悪い)
・オーナー企業の3代目には傑物が多い
 (3代目は冷静に創業者・2代目を見られる)
・豪華な新社屋ビルは業績株価のピーク
 (達成感・資金固定化・寄らば大樹の社員がくる)
・スリッパ履きの会社への投資は不思議と儲からない
 (外部の人間を遮断するのは悪しき家族主義)
・役員が多すぎる会社は成長しにくい
 (肩書きで判断するタイプ多し)
・トップ自ら情報開示する会社は安心である
 (トップの現状認識度・熱意を知ることができる)
・急成長企業の強気発言は5割引で聞く
 (低成長企業の新分野進出話は9割引で聞く)





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