ビジネス・プロフェッショナル

「プロを見直さないと経営が危ない」と指摘していますが、職業倫理の欠落を経営の問題だけにしては解決が難しいかもしれません。モノやサービスをただ安いから買うという消費態度ではなく、社会的に望ましいモノやサービスなら高くても買うという考え方をPRする必要もありそうです。

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■計画された偶然性理論(クランボルツ)より

チャンスが訪れるか否かは偶然でしかないかもしれない。しかし漠然とまっていただけでは、気づかないままやり過ごしてしまう。偶然の出会いを豊富にもたらすための日々の行動、あるいは偶然があった時にそれを自分のものにできるように能力を磨いておくことは極めて重要だ

■プロ化の5つのステップ

1.仮決め
  自分の専門分野をいったん決めて実際にやってみる
2.見習い
  手本を見つけプロの姿を認知する
3.本決め
  一人前になった時、一生かけてやると決め退路を断つ
4.開花
  自分なりの手法を開発する段階、個人の名前が立ってくる
5.無心
  仕事と一体化、自分の社会的存在価値を意識し、高い職業倫理が芽生える


■プロの3つの意識

「自己概念」「他者認知」「専門技術・技能」

■プロ意識の向上方法

1.退路を断つ
  仕事が一応できるレベルを脱却するには、一つの道を追い求める
2.自己効力感
  自分が頑張ればこんな素晴らしい成果が出せるという感覚を意識する
3.自己の客観視
  仕事をしている自分を客観的に見つめるもう一人の自分の存在を作る
4.一流のものに触れる
  感動を覚えるレベルに触れ、向上への刺激とする





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