マイクロソフトのマネジメント

100%シェアを目指す、が独禁法に対立するコンセプトであること、ビルゲイツが倹約と言って社員はその気になるのか、など多くの疑問がありますが、これまで実績で反論をねじ伏せて来た感があります。
この本は2000年の発刊なので、今は変わっている部分もあるかもしれません。

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マイクロソフト12の成功の秘訣

1.100%のシェアを目指す
 シェアアップが採用と評価の指標、99%ではまだ不十分と全員が認識。
2.優秀な人材しか採らない
 上位5%の「賢さと好奇心」を持った人材を採る、外注がダメな理由はこれ。
3.常に社運を賭ける
 自社商品を自社の新商品で駆逐する、他社にやられるよりはマシ。
4.失敗を重視する
 失敗していないということは挑戦していないということ
5.マネジャーは仕事を熟知する
 部下の仕事をこなせないマネジャーには部下の管理はできない
6.業績至上主義に徹する
 言い訳より解決策、プロジェクトが成功したかどうかで評価
7.倹約的な哲学を守る
 オフィスは質素に、5人の仕事に4人をあてがえ
8.小さな企業であり続ける
 プロジェクトベースにより小さな企業の集合体という形態を守る
9.トップが全てを把握する
 ビルゲイツが各プロジェクトの詳細を把握している
10.団結心の維持
 プロジェクトのオーナーシップが団結心を産み、モラールを高める
11.自己管理の徹底
 社内規定がほとんどなく、社員の意思決定を信じる
12.オフィスを自宅のように
 オフィスは社員のプライベートなホームオフィスと考える






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