「質」の経営論

 コストダウンのために品質を下げたら転落の始まりです、いかに品質を下げずにコストダウンするかを必死に考えることが競争力につながるのだと思います。場合によってはコストアップになっても品質を上げ、利益を削っても価格は維持することが、長期的な勝敗を左右するかもしれません。

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■量は有限だが、質は無限である。同質であれば高さにおいて、異質であれば多様性において、限りない可能性がある。「質の高さ」と「多様性」追い求めていく限り、企業は規模の大小に関わりなく生き抜くことができる。

■重要なのは、物事を個々の要素から考えるのではなく、常に仕組みとしてとらえ、この中で各要素をどのように機能させ、全体としての強みをいかに発揮させるかという「統体」の視点。

■質を根底で支えるのが「知」なのである。豊かな知に支えられ、他とは一線を画する質(個性)にあふれた企業や個人の姿−−−この実現こそが、われわれに真の発展と充足をもたらすただ一つの道である。





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