そうそう、これが欲しかった!

正月の福袋がなぜ売れ、人気なのかということは「必要性」や「利便性」などの切り口では、説明できません。
その答えは、多分この書のいうところの「感性」でしょう。

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■感性消費の時代に客が求めているのは、「それで生活が面白くなるかどうか」ということ、つまり「心の充足」

■「何を買うか」と同時に「誰から買うか」が重要な時代

■「感性」の部分を製造から販売まで一貫して共有できていない例が多い、特に売り手の領域での伝達分野に工夫の余地大。
(社内マーケティングからサプライチェーン全体での課題へ)

■価値を生む3つのパターン
1.価値の伝達・・・例)プライスカードだけではなく横に一言添えてみる
2.価値の増幅・・・例)組み合わせによって、掛け算的な効果を作り出す
3.価値の転換・・・例)作り手の想定外の需要を客が見出す

■感性価値創造の実践
1.感性消費行動のデザイン・・・客の消費行動を起こす「感性への働きかけ」を計画する
2.関係性のマネジメント・・・「共感」を中核に「好感・信頼・尊敬」で客との人間関係を構築
3.感性ナレッジのマネジメント・・・感性をナレッジとして蓄積するには、使用前・使用後のデータをとる




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小阪裕司オフィシャルホームページ (オラクルひと・しくみ研究所)
http://www.kosakayuji.com/