相手を思いのままに「心理操作」できる!

こういう書籍は販売側など積極的な面を中心に読まれますが、「心理操作」の方法がわかれば、いかにそれに対抗するかもわかってきます。商談などで不利な条件を飲まされないようにするにも、このような相手側の心理作戦を認識しておくことが大切だと思います。

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■協力をとりつける
1.選択肢を与える場合は、なるべく狭めておく
2.締め切り時間を設ける
3.小さいことから依頼する
4.おまけをつける

■耳を傾けさせる
「得する話」より「損するリスク」の方が聞いてもらえる、損害や損失から救うことに焦点をあてて話す

■約束を守らせる
あなたは約束を守る人だから信じている、という意味のことを伝え続ける

■同意させる
1.相手がかたくなな場合身体を動かして場所等を変えてみる
2.同意を求める前に必ず新しいデータを付け加える。

■相手の嘘を見破る
「謎かけのトリック」を使う。相手の嘘の話にまつわる「具体的な嘘の事実」をでっちあげて反応を見る。
「×××へ行ったそうだけど、その時間すぐそばで事故があってすごく渋滞してたんだってね」
 →肯定すれば相手の話も嘘だし、否定したとしても答えに躊躇したり、話題を変えようとしていればその話は怪しい

■不正を見破る
「類似シナリオ」を使う。相手の行為にまつわる「ほのめかし質問」をして反応を見る。
 備品を盗んでいるらしい場合は「誰かが備品を持ち帰っているらしいが、どうしたらやめさせることができるかね?」など
 →無実なら自分なりの解決法を示すかそのように考える。落ち着きなく「自分はしていない」という場合は怪しい





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経営と心理学関連読書メモ

影響力の武器  
http://d.hatena.ne.jp/junya-aoki/20060722

説得技術のプロフェッショナル
http://d.hatena.ne.jp/junya-aoki/20071218



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