こんな経営手法はいらない
ISOなどの認証を取引上の必要もないのに「取得したい」と言い出すのは、ひょっとして反主流派の人ではないでしょうか。
問題が起きれば「ほら認証をとらないからだ」と言えますし、問題が起きなくても無駄なコスト分業績が悪化してそれを主流派のせいにできますから。
あっそれとも単に審査登録機関の営業マンに接待されたとか・・・(笑)
ここに紹介された例は今となっては古いものとなってしまいましたが、考え方としては変わっていない気がします。
認証の取得維持にかかるコスト分の利益を上げる売上増は期待できるのか・・・これをもう一度見直す時期です。
一度取得して評判が安定し、社内の管理体制がしっかりすれば、維持コストは「ムダ」な経費になっているかもしれません。
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■ISOブームの落とし穴
・環境対策に積極的なイトーヨーカ堂がISO14001を取らない
ISOを審査するのが審査登録機関という第三者、本来判断するのは消費者や株式市場のはずである。
取得維持費用が年間1億円を超える。費用対効果が見出せない
・品質管理にうるさいトヨタがISO9000を一部実験的にしか取らない
今さら第三者から認証を受ける必要がない
・リコール隠しをしていた富士重工業が3か月認証更新を認められていた
審査基準に抵触するはずなのに
・日立製作所の工場長クラスからもうISO9000はやめないかという声がでている
受注に結びついてないし、品質が向上して廃棄損が減少するわけでもない、でも金と手間ばかりはかかる
・ゼネコン準大手A社では「毎月第2.4土曜はISOの日」という慣例になっている
その日は「ISOが要求する書類を偽造する」日である
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