顧客ロイヤルティのマネジメント
「草創と守成いずれか難き」という太宗の質問で有名な「守成」。
貞観政要にまとめられた「守成の心得」を、現代経営にあてはめた場合、ロイヤルティ・ベース・マネージメントが一つの答であると思います。
1年の間、顧客が同じ100社な場合と、50社が入れ替わった場合を比べた場合、どちらが利益が大きいでしょうか。値引き等で無理して新規をとっても既存の顧客を裏切ることになっては失うものの方が大きいのです。
ロイヤルティは(LOYALTY=忠誠心)と(ROYALTY=権利使用料)では全然意味が違うので気をつけないといけませんね、両方ビジネスでよく出てくるので、たまに混乱している人がいるようです。
(この本のいうロイヤルティはもちろんLOYALTYです)
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★気まぐれな新規顧客よりも、馴染みの顧客の方が価値を生む。
★経験を積んだロイヤルティのある社員が業績の拡大に大きな貢献をする。
ロイヤルティを重視した8つの経営戦略
1.顧客に優れた価値を提供する
2.正しい顧客(優秀性を認め文句を言わない客)を見つける
3.顧客のロイヤルティを獲得する(長期的視野
4.正しい社員を見つける
5.社員のロイヤルティを獲得する
6.高い生産性と競争力を獲得する
7.正しい株主を発見する
8.株主のロイヤルティを獲得する
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